| ジョウビタキの観察報告 ’00年秋〜'02年春 |
Rev. 14 |
Original :Thu.Nov. 1'01 Updated :Sat.Mar.25'06 |
2000年の暮れ 私の趣味の一つは日曜大工だ。この地へ転勤してきて家を買う時、数 件の候補の中から今の家を購入した理由の一つは、家の裏に物置を作 れるスペースがあったからだ。 購入後 DIY 店へ通いセメントやブロック の購入から開始して数カ月を掛けて4坪ほどの広さの物置、工房と私は 呼んでいるのだ!。を作り上げたのだ。 少々大きな音を立てても周囲には迷惑はかからぬため、時には会社 から帰宅後深夜まで趣味の工作をする事もあったのだが、2000年の暮れ 頃から天井付近で何か気配がする事に気付いた。ネズミだろうか?、あ る晩、音の方向へ木の切れ端を放り投げて見た。 小さな羽ばたき音が聞こえて・・・スタンドの灯をそちらへ向けた私は 鮮やかなオレンジの固まりを見つけた。野鳥だ!。カメラに納め図鑑で 調べてジョウビタキのオスだと知った。そしてこの物置をねぐらとして毎晩 過ごしている事を知った。 2001-01-12 Fri. Fri. Jan.12'01 22:10 Camera: Olympus C-2500L Storobe:On 去年暮れから今年初頭にかけての滞在中は数回寝場所を変えていた。 週末は物置で日曜大工をすることも多いのだが夜中までガリガリ、ゴシ ゴシ作業をする私から 1m も離れていない棚をねぐらにしたこともあった。 一時は天井からぶら下げた使わなくなった古いロッキングチェアーがお気 に入りの場所だった。(上の画像は彼を下から見上げたもの) 2001-01-15 Mon. Camera: Olympus C-2500L Storobe:On 庇(ひさし)の隙間から物置へ入ってくる。室内を見まわし、中に人が見つかると gue gue! と不快を示す声を出し飛び去る。この日彼は野宿する。 2001-01-16 Tue. Tue.Jan.16'01 21:34:40 Canon EOS D30/EF35-135mm ISO200 Storobe:On 2001-01-16 Tue. 頭をうずめ丸くなって眠る。小さな音でも目覚めて顔を出すので熟睡し ている画像は珍しい。何度見てもどこが頭なのか私はわからない。 休む場所は上下に狭い奥まった場所が好きなようだ。地表からの高さは 50cm 〜 250 cm で1〜2週間で場所を変える。 野生動物に対するマナーとして給餌などの行為は一切しなかった。 今年 ( 2001 ) 3月末にユーラシア大陸方面へ旅立って行った。 _
ひょっとするとツバメの様に、、、。と日本に帰ってくる時期の10月に入 ってからはインターネットでジョウビタキの初見の情報を捜したり、 会社から帰宅すると物置を覗いたり落ち着かぬ日々を過ごしていたのだ が、、、、。 ここまで書けば感の良い読者は想像がつくだろう。 今日(2001-11-01) 帰宅した私に妻が「 Joe 君来てるわよ!」、彼 Joe が数百キロの旅を終 えて帰ってきたのだ!。「おつかれさん ジョー!」。 2001-11-01 Thu. Thu. Nov.01'01 22:27:40 Canon EOS D30/EF35-135mm ISO200 Storobe On 去年と同じ場所 、止まりにくい斜めのプラスチック板で休む。なぜかこの 不自然な位置が御好みらしい。 前回は野生動物に対するマナーとして給餌などの行為は一切しなかった。 当然今年も”特別なおもてなし”はしないつもりだ。 しかし、去年彼が泊まった場所:止まり木にした材木の切れ端、ダンボール の空箱 etc,.. はできるだけ状態を変えないでおいた。これが我が家流の Hospitality なのだ。 会社から遅く帰宅し娘の寝顔を見てから休む父親のように、帰宅すると まず物置の Joe を確かめる習慣がしばらく続きそうである。 2001-11-14 Wed 郊外の里山で Joe の仲間を観察した。採餌とテリトリーの監視・警戒に 忙しいようだ。 2001-12-01 Sun 去年郊外の里山で見かけたジョウビタキが同じ場所で観察できた。当然 自宅物置を [ ねぐら ] にする例と今回の二例だけで断定はできないが多く のジョウビタキは去年と同じ場所に帰ってくる習性を持っている様だ。 2002年秋、梅林をテリトリーとする彼は三年目も帰ってきた。 2002-11-04 Mon. 一昨年(2000年)、昨年 ( 2001年) と我が家の物置をねぐらにしていた Joe が3年目も帰ってきた! そして・・・・・・・・・ 2003-11-30 Sun. Joe は4年目の秋も帰ってきた!!。 2004-11-18 Thu. 図鑑などの解説では排他的なテリトリーを持つと言われるジョウビタキ の雌雄が同一テリトリー内に共存しているちょっと珍しい例を観察した。 去年までオスのテリトリーだった場所に、今年はメスが加わり共存して いるのだ。 ⇒⇒ |
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