リチウム・イオン充電池
(これからの充電池といわれるけれど、個人的には耐久性に疑問符 )
Rev.
   17
Original : Sat.Sep.12'00
Updated :Wed.Jan.05'05


最近レリーズされるニューモデルのカメラにリチウム充電池が
採用されるケースが増えてきました。
現在リチウム・イオン型とリチウムポリマー型が流通しています。
これらは単三、単四といった標準化された形状ではなく専用の
形状の物が入手可能です。

****  リチウム・イオン型充電池の特徴  ****
1、軽いこと。
2、当然それなりの対策済みですが、発火、爆発の可能性が
  ニッカド充電池、ニッケル水素充電池に比べ高いこと。
3、メモリー効果が無いこと。
4、高価な材料(コバルトなど)を使うためコストが高いこと。
  --> 販売価格も高い-->(コストは単純計算でニッケル水素
  の二倍以上とか聞きました。)
5、サイクルライフ(繰り返し使用できる回数)が高い。
  つまり長く使える。
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2001-09-15 *** 使用上の注意 ***
電池に付属の資料に記してあるのですが、ニッケル水素電池とは
特性が異なるので要注意です。
1、長期間使用しない時は電池を使い切った状態で保管すること
2、フル充電したまま保管すると電池の寿命を縮めたり性能劣化の
可能性があります。

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単三、単四といった標準化された形状の製品が製造されているか
不明ですが、単三、単四の形状製品を市場で見かけることはあり
ません。
最小ユニットの起電力は公称 3.6 〜3.7 V です。つまり現在の単三、単四
の形状で販売しても、今までの機器にそのまま交換使用できま
せん。
形状が同じであれば当然誤った使用(今までの機器に装着)され
る可能性が高く、(倍以上の電圧ですから)相手の機器を破損する
事故の多発が考えられます。
その様な理由で単三、単四型は(一般に)市販されていないので
しょう。
2001-04-20
下の画像は電子機器等に組み込まれるためのリチウム・イオン電池
の一例です。円筒形ですが単3(横に並べました)とも単2とも異なる
サイズで万が一の誤使用を防いでいます。
リチウムイオン充電池で
単3、単2など標準形の物は見あたらない
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個人的な想像ですが、製造コストの面から電池製造工場では単三型の
製造プラントを流用してリチウム・イオン充電池の製造が行われていると思
われます。
下の画像は CANON D-30 / G-1 用の Li-ion 電池ですが単三型電池を
2個内蔵した形状をしています。この電池 BP-511 の仕様の 7.4V 1,100
mA の値からも2個の Li-ion 電池がパックされていると想像できます。


2004-02-14 Sat.
キヤノンのデジカメ用充電池 BP-511 を分解して見た
 キヤノンのデジカメ用充電池 BP-511 を分解して見た。 予想どうり2個の
セルが入っている。ベンダーを示すラベルやマークは電池本体には見当たら
ない。 Made in Japan のコメントは確認できる。

2000-09-12
現時点で我々が入手可能なリチウム・イオン型の充電池は特定のカメラやノート
パソコン専用の形状で販売されている製品です。

購入と使用上の注意。
単三、単四といった標準化された形状ではないため一般的な充電器は販売され
ていません。カタログでは AC アダプターで電池をカメラに内臓のまま充電可能
などと記載されています。しかし多くの場合、別売で急速充電器が販売されてい
るのが一般的です。その理由は、あるカメラの1例を上げれば、AC アダプターで
電池をカメラに内臓したまま充電の場合5〜6時間が必要ですが急速充電器で
は 50 〜60 分で完了します。普通予備充電池を二〜三個持つことを考えると
付属の AC アダプターだけでは役に立たないということになります。

充電池などの開発・生産には多額の費用がかかること、大量に生産販売しない
とペイしないことなどから考えて一社から OEM 供給されていると考えるのが常
識だと思われます。

つまりA社カメラの電池はB社のカメラでも使用可能だと思われるのですが、各社
ともこの点に関しては明快なコメントを出してくれません。

少なくとも以下のカメラ用の充電池は全て相互使用可能だと思われるのです
が、、、。
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Fuji Film             NP-80
Toshiba              RDRBT2(3.7V/不明mA)
                   RDRBT1(3.7V/1000mA)
KODAK               PSK-4800 ( kit )
    キットに含まれる充電池形式名不明
RICOH               DB-20 ( 3.7V不明mA)
                   DB-20L (3.7V/1100mA)
KYOCERA            BP-1100R (3.7V/1100mA)
--------------------------------------------

昔、パソコンの黎明期には ”当社の純正のフロッピー・
ディスク以外のものを使用した場合の結果に付いては
責任を負わない” なんてコメントが記されていましたが
いまどき N 社の PC だから N 社純正の FD を使おう、
なんて考える人はいないでしょう。

デジカメは画質、レンズ、機能、使用感などで勝負をすべき

こんなところ(充電池など、)で差を付ける商品ではないと
思います。

実際に購入する立場から言えば”A社もB社も採用している
充電池なら途中で供給停止になる可能性は無いだろう”
との考えが成り立ちます。

カメラ業界関係の方、この件でご意見・情報提供をお願い
します。
この件で KODAK Japan より
・ 東芝製  PDR-BT2(5000円)
・  リコー製 DB-20(5000円)
・ 富士フィルム製 NP-80(5000円)
は KODAK DC4800 で使用可能との E-mail を
2000-09-20 に受信しました。


2001-02-03
*** リチウムポリマー充電池 ***
リチウムポリマー充電池はリチウムイオン充電池とは別種の
新しいタイプの電池で、リチウムイオンでは電解(液)が使用され
ましたがリチウムポリマーは電解液は、固体化された(ゲル状)
形式とのことです。起電力も異なるようです。

2003-11-29 Sat.
 使用しているリチウム電池の容量を測定してみた。充電は Canon 
CA-PS400 で行った。
個人的結論である事を先にお断りしておくが、リチウム・イオン電池の
耐久性はニッケル水素電池に比べ著しく劣る様だ。 4年以上使用の
ニッケル水素電池が仕様の 90% 以上を示す例があるのに比べ1〜2
年使用のリチウム・イオン電池は 70% 台にまで劣化している。

  リチウム電池の容量測定
Vendor Model 公称容量
 (mAh)
ID 購入時期 充電
回数
測定日 実測容量
 (mAh)
対公称値
容量比 %
MAHA MH-BP-511 1,300 1 2003-02 6 2003-05-09 1,220 93.5
MAHA MH-BP-511 1,300 1 2003-02 21 2003-11-25 1,129 86.8
MUGEN HLI-BP511 1300 1 2002-12 26 2003-11-27 995 76.5
MUGEN HLI-BP51 1300 2 2002-12 33 2003-11-28 915 70.4
Canon BP-511 1100 3 2001-09 42 2003-11-29 833 75.7
 以降の最新のログは⇒⇒を参照いただきたい。

 参考資料 : ニッケル水素電池の容量測定報告⇒⇒

2005-01-05 Wed
 私はキヤノンのデジタルカメラを使用しています。キヤノンの純正充電池
BP-511 および非純正品の BP-511型リチウム電池を使用した経験から
言えば、純正品の BP-511 の記録では、購入後約2年強で仕様の 65%〜
75%  程度の能力
を示していた。さらに購入後3年で仕様の 35%  程度ま
で能力
が劣化するようだ。非純正品は純正品に比べて実質容量も耐久性
も大幅に劣っている製品が(例外もあるが)多い様だ。
 言うまでもないが、これは個人的調査に基づくデータである事を承知して
おいて頂きたい。
 
リチウム・イオン電池のお勧めできない製品のリポート ⇒⇒
新型純正充電池 BP-511A の使用リポート ⇒⇒



            
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Count : C100  Count : C125 File name : LITHUM_1.htm