| キジの観察報告 危機を避ける. |
Rev. 7 |
Original :Sun.Mar.30'03 Updated : Tue.May.02'05 |
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2003-03-30 Sun. 我々がフィールドで野鳥を見つける場合、鳴き声、飛翔などの動作がきっか けになる事が多く、キジの様に比較的大型の野鳥でも動かずにじっとしてい ると意外と見つけにくいものだ。 キジも本能的にこの事実を知っているようである。 山道で足元からキジが羽音も勇ましく鳴きながら飛び立ち、驚いた経験を持つ 方も多いと思うが、これはあまりにも早く相手に接近しすぎた場合で、多くの 場合、彼らは静かに移動して(この場合不要に遠くまで逃げ去る事はしないで) こちらの挙動を観察している事が多い。 先日開けた場所で [ ほろうち ] をしながら♀を呼んでいる♂の近くへ犬を連れ 散歩する人物が接近した時も不要な移動はしなかった。以下はその時の観察 例だ。 盛り土の上で♀に呼びかける。 通常キジは人物だけが接近の場合、全く無視するため行動に変化はないのだが、 犬連れで散歩する人物が接近してきた。キジは向こうの犬の姿は見えないが鼻息 などで犬が来たと知る。 ![]() 身を隠す物は無い、キジはとっさに頭を下げ、身を低くして見つからぬ様にする。 この様な場合移動はかえって目立つ事を本能的に知っているのだろうか。 白い円内の穂に注意して欲しい。 先ほどの穂を見ればわかる様に更に前進(犬に近づく方向だが、この 位置にはすこしくぼみがあるため、より身を隠しやすいのだ。) して、赤色 で目立つ頭を更に下げ、目は必死に相手の動作を観察しながら (敵が) 行き去るのを待っている。 _
2004-03-21 Sun. Sun. Mar. 21'04 06:36:52 Canon EOS 10D EF300mmF4L +1.4X ISO:400 -1/3 今朝のキジ♂の観察途中で彼が忽然と姿を消した。彼が居た場所は やがて始まる田植えのために耕された田で周囲には身を隠す草むらなど はない場所なのだ。 ![]() Sun. Mar. 21'04 06:37:12 Canon EOS 10D EF300mmF4L +1.4X ISO:400 -1/3 双眼鏡で彼が居た場所の周囲をスキャンして、地面にぴたりと身を伏せ ている彼を見つけることができた。周囲を見まわすが、接近する人物など は見当たらない、どうしたのだろうか?。 彼は数分この姿勢で動こうとし ない。 Sun. Mar. 21'04 06:37:02 Canon EOS 10D EF300mmF4L +1.4X ISO:400 -1/3 双眼鏡で彼の挙動をチェックすると、伏せた姿勢のまま頭だけ動かして上空を 気にしている様だ。 Sun. Mar. 21'04 06:40:32 Canon EOS 10D EF300mmF4L +1.4X ISO:400 -1/3 鳴き声を上げないので気付かなかったが、彼の視線の先を捜すと2羽のカラス が上空を旋回している。 彼はこのカラスを避けていたのだ。 過去、カラスがキジ♀のグループを追いたてている場面を観察した経験が2度 ほどあるがキジ達にとってカラスは避けたい野鳥なのだろう。 当然の事だが付近に身を隠すブッシュなどがあればそこに逃げ込む。 2004-05-08 Sat. 上記フィールドとは異なる場所で観察した例でも上空をカラスが飛ぶと あきらかに怯えている様子が見られた。 その後カラス(複数)が30m程 離れた木に止まりカーカー鳴き始めたがキジ♂が怯える様子はなかった。 ハトなどが上空を飛んでもキジの様子に変化は見られない。おそらくトビ などが上空を飛べば怯えるのではないだろうか。 2004-09-02 Tue. 以上の観察経験からキジはカラスを嫌うものだと考えていたのだが、その 考えを否定するシーンを見かけた。 2005-05-02 Mon. 画像資料 ヒナを食料にする例は時々見られるが、野鳥によっては果敢にカラスを攻撃 する者もいる。 ヒナを守るため、カラスを攻撃する [ モズ ] の例。⇒⇒ |
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