| ケリの観察報告 4月のケリ ( 2005年) |
Rev. 5 |
Original :Wed.Apr.20'05 Updated :Sat.Apr.20'05 |
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2005-04-20 Wed. いつもの場所に車を止め一瞬息を飲んだ。先日ケリの抱卵を見つけた 水田が田植のために整地されているのだ。まだ日の出前で薄暗い事も あるが双眼鏡で営巣点をチェックしてもそれらしい物は見えない。 Wed. Apr.20'05 05:26:22 Olymopus C-2500L 以前モズの営巣でも抱卵途中の巣が破壊された経験があり、気落ちし たまま車内に戻った。もう少し状態を確認しようと営巣点へ近づくと上空で ケリが盛んに警戒の鳴き声を上げ始めた。この様な時警戒の鳴き声は雌雄 二羽で行うものだ。残りの一羽を双眼鏡でスキャンして隣の水田の隅にうず くまる個体を見つけた。 Wed. Apr.20'05 05:43:52 Canon EOS 10D#2 / EF300mmF4.0 +1.4x ISO1600 -2/3 迫り来るトラクターに対して卵を守り続け怪我でもしたのだろうか?、そんな 事はありえないだろう。彼らは危険が迫れば比較的簡単に巣を捨て、安全な 場所ですぐ営巣を始める、しなやかさとしたたかさを持っているのが普通だ。 作業前に気付いた農夫が整地済みの隣の水田に巣と卵を移してくれ、その 場所で抱卵しているのだろうか。 早朝の散歩をする人が近づき、ケリは素早く立ち上がり数m移動した。 ![]() Wed. Apr.20'05 05:56:00 Canon EOS 10D#2 / EF300mmF4.0 +1.4x ISO1600 その時なにか動くものが見えた。『枯れ草が風でそよいだのか?いや 動いている!。ヒナだ!、ヒナ達だ!。』水田の整地前、間一髪で彼ら は孵っていたのだ。 散歩の人物は草花に興味があるのだろうか 10m 程先の位置でしゃがんだままだ。親鳥は擬傷行為らしい素振りを見せる がその方は気付かぬ様だ。もう一羽の親鳥はさらに離れた位置に降りて 盛んに警戒の鳴き声を上げている。 た。『卵は四個だった。確認できたヒナの 数は三羽だ。のこり一羽は・・・。』 整地 されたとは言えヒナより大きな穴や塊が ありヒナの姿はすぐ見えなくなるのだ。 Wed. Apr.20'05 05:58:54 Canon EOS 10D#2 / EF300mmF4.0 +1.4x ISO1600 ようやく親鳥が帰って来た。手前にいた一羽のヒナはすぐおなかの下 にもぐり込んだ。コンクリートブロック上の二羽は鳴き声で呼ばれても 途中の 30cm ほどの深さの [ 谷 ] が恐いらしく躊躇している。しかし ようやく決心したのかその谷へ転がり落ちた後土手を登りようやく親 鳥のおなかの下にもぐり込んだ。 Wed. Apr.20'05 06:10:41 Canon EOS 10D#2 / EF300mmF4.0 +1.4x ISO1600 その後別の人物が接近、親鳥が移動した時四羽のヒナが確認できた。 間違いない、四羽だ!。先日の四個の卵は全て孵ったのだ。 ![]() Wed. Apr.20'05 06:22:41 Canon EOS 10D#2 / EF300mmF4.0 +1.4x ISO1600 その後安全に身を隠せる草むらへヒナ達を誘導して行った。(場所は 前頁の画像 #0446-05 の中央部分あたりだ。)大変見にくいが上画像 のBが多分母鳥で、ここでヒナ達をおなかの下に入れている。Aは父親 鳥だと考えているのだが、親子の安全を見守っている様に思え、人が 接近すると飛翔し警戒の鳴き声を上げていた。 天気予報の予想どうり雨足が強くなってきたので切り上げることとする。 多分、明日出向いて来ても安全のため親子でどこかへ移動していて会 えないだろう。 2005-04-21 Thu. 今朝は快晴だ。早速ケリを捜してみた。過去の経験から約 40m 以内に 接近すると喧しく警戒の鳴き声を上げるので、昨日彼らを見たポイントから 60m の距離を保って双眼鏡でスキャンする。さすがにこの距離では彼らは 無反応だ。 ![]() 親鳥が簡単に見つかった。しゃがんでいる姿勢から腹部の下にヒナ達を 抱えているものと思われる。さらに周囲をチェックして二羽のヒナが歩き回 っている様子が見られた。上画像の右側の四角の中にその一羽が確認で きる。 ところ別の一羽が私に気付き警戒の鳴き声と飛翔後近くの畦道に降り 立った。 鳴き声は続いている。早朝なので周囲の迷惑を考え車に避難 した。 巣立ちしたモズの幼鳥を観察に出向き約 30分後帰って来て先ほどの 場所を見ると草むらから頭を出している親鳥が見つかった。さらにもう一羽 が顔を出している。すぐにその理由が見つかった。どうもヒナを呼んでいる らしい。( 画像左端中央部にヒナが見える。) この種の多くの野鳥は天敵 などがが迫った場合 Freeze! などの指示をヒナに与え、ヒナもそれに従う ものだが、ケリは例外なのだろうか? 参考画像 : 親鳥の指示を守り Freeze を続けるコチドリのヒナ⇒⇒ 2005-04-22 Fri. 以前からの妻のリクエストに応えて、今朝は彼女を連れてフィールドに 出向いた。 ![]() Fri. Apr.22'05 06:02:48 Canon EOS 10D#2 / EF300mmF4.0 +1.4x ISO200 -1/3 無論メインは [ キジ ] だが途中、「場所を移動したかも知れないが・・。」 と昨日ケリのヒナを見かけた場所を示すと、しゃがんだ親鳥の付近に三羽 のヒナが確認できた。多分残りの一羽は(画像に見えない)親鳥のおなか の下なのだろう。 2005-04-30 Sat. モズのヒナの観察後前回ケリ親子を見かけた場所へ出向いた。50m 以上離れた場所で車を降りたのだが例の騒がしい声が聞こえる。 Sat. Apr.30'05 08:28:51 Canon EOS 10D#2 / EF300mmF4.0 +1.4x ISO200 -1/3 10分ほど双眼鏡でチェックしたが確認できたヒナの数は2羽だった。 残りの2羽も草木の影などで見つけられないだけで、多分全員無事だろう と思われる。 |
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Count : C001 Count : C032
File name : G_H_Lapwing_101.htm